【介護福祉士の転職】人数の少ない訪問介護事業所から転職したら、休みも給与も増え、夫にも出会えて人生が好転した話。

【介護福祉士の転職体験談】人数の少ない訪問介護事業所から転職したら、休みも給与も増え、夫にも出会えて人生が好転した話。

【性別】女性
【職業・資格】
介護福祉士
【働き始めの年齢】
24歳
【転職時の年齢】
25歳
【転職して何年経ったか】
7年
【その後】
さらに転職し介護系以外の仕事をしている


【女性・介護福祉士】
25歳のときに、
訪問介護から、
訪問介護
に転職。




【転職前の職場形態】
訪問介護
【転職前の職場環境】
別の事業所から独立した4人が立ち上げた旗揚げ4年目の事業所。
(1人は自分と入れ替わりで退職したため、実際に関わった職員は3人)主に障害者の外出支援や訪問介護を行う。
職員は介護福祉士(兼サービス提供責任者)1名、初任者研修修了者2名だった。




【転職の理由】
・給与が低い
・正社員になれないことが明らかとなった
・この事業所で今後働くことを考えた時に将来性がないと感じた

【ためらった理由】
・職員の内の1人からの紹介で就職したため、その人の顔を汚すことになるのでは?と思った
・収入が無くなる不安
・すぐに辞めるのは「根性がない」と思われそうだったから

【転職の決め手】
母方の祖父が亡くなり、通夜・葬儀に参列するために休みがほしいと上司に伝えた所、「母方の親戚なら直系の親戚ではないため休みは与えられない。
それに、通夜の時間帯に訪問の予定が入っているから行くように」
と言われた。
妹が上司へ抗議の電話をしたことにより結果的には参列することが出来たが、人としてどうなん?と感じた。
元々は就職した翌年に正社員にするという約束の元就職したが、2年目になっても正社員にならなかった。
何故なのか上司に聞いてみたところ、「正社員にするつもりはない」と断言された。
そのことでモチべーションが下がり、仕事のやりがいが持てなくなった。
また、実家から出たいと思っていたが、今の給与では1人暮らしできず、正社員にもなれないならまだ実家に住まなければならないのかと思ったら、「もうここで働く必要はないな」と感じた。




【相談した人】
誰にも相談しなかった。
もう成人しているし、当時未婚だったため自分が転職したことで生活が変化する人もいなかったため、相談する必要性がなかった。
転職時に当時住んでた実家から離れようと思っていて、親は反対すること必至だったから何も言わずに転職活動し、決定事項を伝えた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを一社使った

【何社使ったか】
「福祉のお仕事」というwebサイトを利用

【転職サイトのイマイチなところ】
求人検索の際に条件の指定ができたが、指定したにも関わらず条件に当てはまらない求人も出てきていた。
地元から離れたくて求人を検索していたのに、現住所を入力すると現住所の近くの求人が出てきていた。
地域的なことなのか、求人の掲載数が少なく、選択肢がほとんどないような状態だった。
「検索」をクリックしないと何件がヒットしているか分からなかった。

【転職サイトを使って良かったこと】
「給与は月給制が良い」と思っていたため、給与の選択で「時給」「日給」「月給」を選択できたところは良かった。
ハローワークだとその地域の求人くらいしか見られない中、福祉のお仕事を利用したことで日本全国の求人を全て無料で閲覧・応募できたのはありがたかった。
応募の際、「福祉のお仕事のサイトをを見て応募したのですが」と伝えると話が早かった。




【転職先を決めた理由】
・給与
・時間外の手当てが出る
・正社員で、土日祝日は休み




【退職する時の心境】
とてもスッキリした。
仲の良い職員は「ほんとに辞めるの?」「もう少し考えてみない?」と何度か引き止めたいような言動が見られたが、自分が転職先も決定していることを伝えると「新天地でも頑張ってね」と応援してくれていた。
利用者は「え?退職?」と、青天の霹靂のような表情をしていたが、すぐに慣れ、「仕方がないことだ」と納得してくれていた。




【転職後の職場形態】
訪問介護

【転職後の職場環境】
社会福祉協議会の訪問介護事業所だった。
高齢者に対しての訪問介護と病院までの移送介助を主に実施。
介護士は、介護福祉士(兼サービス提供責任者)1人、初任者研修修了者5人。
(他に冬期間のみ勤務する初任者研修修了者が2人)利用者は80名程度。
(要支援1〜要介護5までと、非該当の人でも移送介助のみは実施していた)給与は正社員は月給制・非正規は時給制だった。




【転職後のイマイチなところ】
職員の年齢層が高く、仕事のことだけではなく私生活のことまでいろいろ言われていた。
(田舎のオカンみたいな多対一の人が多かった)
残業・早出が多く、日によっては12時間勤務になっていた日もある。
シフトを作成すると一部職員が嫌な勤務だと「シフトいらない」と言っていた。

【転職後の良いところ】
調理支援の資質向上のために不定期で職員の昼食を作ることがあり、昼食代が浮いた。
面倒見の良い職員が多く、ちょっとしたことでも気にかけてくれていた。
たまに「家で作りすぎたから」と、おかずを持たせてくれることもよくあった。
勤務時間は8:30〜17:15。
基本的に日勤のみで、土日祝日は休みだった。
給与も良く、貯金ができ、奨学金を全額返金できた。
利用者は高齢者ということもあり、優しくて面倒見の良い人が多かった。




【生活と心境の変化】
転職と同時に転居をしたため、付き合う人は全て変わった。
1から人付き合いを開始し、結果的に幅広い交友関係を持つことができた。
その中で今の夫と出会うこともできた。
心境の変化として、地元で感じていた閉塞感・圧迫感から解放され、心地よかった。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
転職することで今まで感じていた「なんか分からないけど息苦しい感じがする」「外を出歩きたくない」といった感情がなくなり、人生が好転していったから自信を持って転職してほしい。
転職するまで少し時間がかかったが、早ければ早いほど良いと今は感じるから、臆することなく、転職して良い。
基本的に求人を出しているところは応募者がいればすぐにでも採用したいと思っているところもあるため、年度区切りは考えなくても良い。