【介護福祉士の転職】訪問介護でうつ病になったから壊れる前に転職することにした。

【介護福祉士の転職体験談】訪問介護でうつ病になったから壊れる前に転職することにした。

【性別】女性
【職業・資格】
介護福祉士
【働き始めの年齢】
23歳
【転職時の年齢】
26歳
【転職して何年経ったか】
3年
【その後】
さらに転職し別の職場で介護職として働いている


【女性・介護福祉士】
26歳のときに、
訪問介護から、
特別養護老人ホーム
に転職。




【転職前の職場形態】
訪問介護
【転職前の職場環境】
・介護福祉士が2人(自分含めて)、初任者3人 自分よりほかの人が皆年上だったため表面的には仲良くしていた。
・給与は平均25万、夜勤なし・ボーナスなし(月の件数と資格により月給が変動あるが極端に減るということはない)
・人が足りなくて丸々休める日は月6日程度、午前か午後の仕事がない日は半休扱い。
・利用者は高齢者、障害者(児




【転職の理由】
・給与額に文句はないが休めないこと。
(人手不足と利用者の好き嫌いのため入れる人が限られるため)
・給与の未払い、遅れがあったこと。
(のちにちゃんと振り込まれていたが会社への不信感があった)
・社長の金銭トラブルで社員が巻き込まれたこと。
その後、事務所への嫌がらせあり。
・人間関係によるうつ病。

【ためらった理由】
・他職員に迷惑がかかること。
(利用者の好き嫌いで担当できる家が異なっていたたため。)
・懇意にしてくださる利用者に迷惑がかかること。
・辞めたあと何をしたらいいか分からなくて悩んだこと。

【転職の決め手】
前々から会社への不信感はあった。
給与未払いや遅れのこともあり「この会社大丈夫かな?」と思っていたが夜勤もないし大体定時に帰れて早上がりもできたため、「まあいいか」と思い続けていた。
しかし、ある日から何となく自分が避けられているような気がしてきた。
前は仲良くしてたため就業時間後に事務所で話したりお土産のやり取り等もよくやっていた。
はじめはコロナ第3波だったこともありなるべく事務所に溜まらないようしてほしいといわれていたため話し回数が減っただけかと思っていた。
しかし、この時間は事務所待機していたほうが利用者宅に近いだろうという時間にその人たちはいない。
後日部長から「(職員の)個人情報は言いふらさないで」と注意を受ける。
前に辞めた職員がそういったことをしていたため自分は気を付けていたし心当たりがなかった。
もしかしたら知らず知らずのうちにぽろっと話してしまった可能性もあるためそのことについては謝罪した。
そのあたりからミスが増え始め、自分が直接かかわっていないのに怒られたりもされた。
うまく眠れない、食欲がない、朝起きれず事務所に向かおうとすると吐き気がするということが起きた。
心が限界になり辞めたが、部長は「ちょっと注意しただけなのに辞めちゃうの?」と言われ私の気持ちが何もわかってないんだなと思ってしまった。
休職も勧められたが関わりたくなくて退職した。




【相談した人】
彼氏に相談した。
親には退職後に報告した。
彼氏とは同棲しているため何度か相談していた。
親には自分がうつ病で仕事を続けられなくなったと事後報告になってしまった。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを一社使った

【何社使ったか】
1社使った。
派遣会社に登録して現在も使用している。

【転職サイトのイマイチなところ】
1社利用中。
自分が「ここの施設ちょっとなぁ…」と思っても話を聞くがすぐに次探しますね!とはならないということ。
なるべく同じところで続けさせたいのか4、5回目でやっと新しい施設を紹介してくれた。
今は担当も変わったが今後どうなるかわからない。
自分と合わなければ担当を変えるのも可能だが担当にそれというのは気があまり進まない。

【転職サイトを使って良かったこと】
言いにくいことを代弁してくれること。
例えば「早く帰りたいのに残業が多くて帰れない」と担当に伝えれば担当から施設に報告してもらい仕事時間を調整してもらえた。
時給が問題なら勤続年数にもよるが時給交渉も可能。
何よりほぼ担当任せなのでそこは楽だと思う。
もし気に入らなくても断ることも可能。
なるべく自分に合うところを探してもらえる。




【転職先を決めた理由】
・自宅から場所が近い
・勤務時間がいい。
(遅すぎず早すぎず)
・日中、人が多いため相談やなにかあったらすぐ対応してもあれること




【退職する時の心境】
良くしてくれた利用者には申し訳ないと思ったが辞めれて自分の精神衛生が改善された。
薬を内服していたが今は飲んでいない。
嫌なことがフラッシュバックすることもない。
結果的に言えばすっきりしたのかもしれない。
辞める時にすごく良くしてくれた利用者には本当の理由(うつであること)を話し、続けられないことを謝罪しており背中を押してもらえたことがとても心強かった。




【転職後の職場形態】
特別養護老人ホーム

【転職後の職場環境】
介護士の数は日中夜勤多め、介護補助をいるため食事介助など助けてもらえる場面が多くて助かる。
古いタイプの施設のため1フロアの人数が多いが分担して業務に当たれるところはよいと思う。
比較的話しやすい人が多いので良かった。




【転職後のイマイチなところ】
ごく一部だが、動き出しの利用者に対してきつい言葉をかける看護師や介護はいる。
忙しいし、いちいち構っていたら仕事にならないが転倒している利用者に対して「だから転ぶんだよ」「自分で立ちなよ」などいわれる。
壁にご家族から言葉使いのクレームが書いた紙が貼ってあるがお構いなし…。

【転職後の良いところ】
施設長がおおらかなほとのため話しやすい。
割と話しやすい人が多いと思う。
私は彼氏と同棲しているため変則勤務でも日勤帯の時間に勤務退勤できるところを探していた。
そういったところはあまりなく基本的には早いか遅いかになってしまうためありがたいと思っている。




【生活と心境の変化】
転職して休みはしっかり取れるようになったが給与は少なくなったが前よりは生活しやすくなったと思う。
うつの現況から離れて前よりかは眠れるようになり以前の状態に戻ってきたと思われる。
もともとあまり人付き合いをしていないからその辺り特に変わりなし。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
世の中、「同じ会社に3年以上働かない」とだめみたいな風潮があるが全然そんなことはないし、心を壊すと完全に治るまで何年もかかる。
心や体を壊してまで続ける仕事なんてすぐ辞めてほかのところに転職するほうがいい。
介護職で続けるならどこもいくらでも就職できる。
少しでも経験あれば尚更。
「私が辞めたらここの利用者が心配」なんて考えなくて大丈夫。
「絶対に私じゃなければだめ」なんて仕事はない。
誰かが絶対その穴埋めの入ることになるから気にする必要はない。