【介護福祉士の転職】介護士なのに何日も利用者とふれあえない現実を体験した辛い話し。

【介護福祉士の転職体験談】介護士なのに何日も利用者とふれあえない現実を体験した辛い話し。

【性別】女性
【職業・資格】
介護福祉士
【働き始めの年齢】
31歳
【転職時の年齢】
32歳
【転職して何年経ったか】
6年
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性・介護福祉士】
32歳のときに、
介護老人保健施設から、
介護老人保健施設
に転職。




【転職前の職場形態】
介護老人保健施設
【転職前の職場環境】
ワンフロアに50床あり、介護士は20人程度おり、外国のかたも3名ほどいました。
給与は基本給12900円で夜勤手当6000円。
休みは月9公休でした。
業務内容は、パット交換の日はパット交換、入浴の日は入浴、寝具交換の日は寝具交換。
と割合られた役割を1日通して行う感じでした。
更には食事介助、などもあり。




【転職の理由】
その日割り当てられた業務を1日中するのが嫌だった。
利用者が多くコミュニケーションを深める時間がとれなかった。
看護士が淡々と仕事をこなしている雰囲気が嫌だった。

【ためらった理由】
介護福祉士の資格をとるため、3年の実務経験が必要だったため1日でも早く資格をとりたいと思っていたから。

【転職の決め手】
寝具交換担当の日が続き、食事介助以外は利用者と話しもしないような日があり、介護士なのにベッドメイキングをしている。
まるでホテル業務のようだ。
と嫌になりました。
はがしたシーツを倉庫までエレベーターでおろし、また同じ作業。
あるときは介癬がひろまり、介癬部屋に4床。
感染者をくるみ隔離部屋へ移動し毎朝寝具交換。
感染の恐れがあるためガウンやマスク、グローブと防備してからの寝具交換は汗だくてとても辛かったです。
それが明日もか。
と思うとやめてやる!という気持ちがつよなりました。
パット交換者、入浴介助者も同じようにリスクがあり、皆が同じだと思い同じ職場の人には誰にも相談できない状況でした。
その時期職場内では笑顔もきえぴりついた毎日でした。




【相談した人】
ハローワークにてどのような施設が自分にあうか相談し、色々な募集を実際にみて給料、休み、自宅から近い場所をみてきめた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
サイトは使わずハローワークにいきました。

【転職時に困ったこと】
子供がいるため勤務時間や休みの希望が多く、募集にこまかくかいていないため実際に面接で受け入れてくれるところを探すしかないと思いました。
更に転職の際はまだ介護福祉士の資格がなかったため資格なし、経験は浅く、希望が多いと断られるリスクばかりではないかとネガティブな気持ちでした。
自宅に近い職場という狭い範囲で探していたこともありました。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
ネットはいくつか見ましたが、介助経験が浅く知識もなかったためイメージがわかずハローワークにいきました。
ハローワークでは十分に希望をきいて下さり、希望にあった職場をいくつも提案してくださいました。
更には入社お祝い金がある職場で数ヶ月勤めたらいただけるお祝い金ももらえました。
とてもラッキーな気持ちでした。




【転職先を決めた理由】
自宅から近いなれるまでは夜勤をしなくてよい指定休がもらえる




【退職する時の心境】
退職は嬉しくて次の職場にはやくうつりたい。
という気持ちでした。
職場に仲のよいひとはおらず時間になったらそそくさと帰っていました。
利用者とのコミュニケーションも少なかったため退職も告げずにやめました。
職場事態雰囲気がよくなく、プライベートな話しも聞かれたら答える程度でまるで自分をおしころして割りきって仕事しているだけでした。




【転職後の職場形態】
介護老人保健施設

【転職後の職場環境】
ユニットケアで3ユニットあり。
利用者8名、10名、10名の28床あり。
個室で洗面台、トイレ完備。
介護士は15名、ユニットリーダー3名担当ユニットのリーダーに報告、連絡、相談しながら連携して業務を行っています。
ユニットにて一人業務または入浴介助が主な仕事です。




【転職後のイマイチなところ】
辞める職員が前もってわかっているのに次の職員が入職するまでに時間がかかり一人欠けた状態で勤務体制をとることがある。
入浴介助が続けてあるとややきつい。
老健とはいえ介護5の利用者が10人近くおり点滴、バルーンと病院介護に近いものがある。

【転職後の良いところ】
職場の雰囲気はよく連携がとれており、引き継ぎの時間を十分にとれていることで事故が少ない。
利用者はリピーターが多くご家族との親しみもあり居心地がよい。
職員の欠けがないときは有給もとれ月9公休と十分に休みがある。




【生活と心境の変化】
職場の仲のよいひととグループラインをつくり飲み会ができるほど和気あいあいとしている。
コロナで集まれなくなってもグループラインで連絡をとりあったり、写真を送りあったりとお互いのプライベートも充実しているように思える。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
介護士にも色々な施設があります。
その選択が自分に合っているかは実際に働いてみないとわからないと思います。
働くまえは、老健のなかでのユニットケアは向いていない。
と思っていたが実際に働いてみて一人でユニットを見れるマイペースも忙しい今の業務は自分にとても合っています。
小規模多機能施設にお誘いがあったとき、自分にむいていない。
と思ってことわりましたが、実際は働いてみないとわからないと思う。