【介護福祉士の転職】助け合えない職場環境からお互いに助け合える職場環境に変わった、よかった話。

【介護福祉士の転職体験談】助け合えない職場環境からお互いに助け合える職場環境に変わった、よかった話。

【性別】女性
【職業・資格】
介護福祉士
【働き始めの年齢】
32歳
【転職時の年齢】
41歳
【転職して何年経ったか】
5年
【その後】
さらに転職し別の職場で介護職として働いている


【女性・介護福祉士】
41歳のときに、
特別養護老人ホームから、
特別養護老人ホーム
に転職。




【転職前の職場形態】
特別養護老人ホーム
【転職前の職場環境】
業務内容は入浴介助や排せつ介助食事介助など。
介護士の人数は全館で50〜100名はいたと思います。
介護士の人柄は普通介護職はチームワークでコミュニケーションをとりながら仕事をしていくが、中にはコミュニケーションを取りづらい人もいた。
介護を受ける人は全館で200ほどはいたと思われます。
私のフロアはほとんどが寝たきりの方々でした。




【転職の理由】
・仕事をするうえでチームワークを保てるだけのコミュニケーション力を持てない人が何人かいた。
・他人のミスをカバーしようとする人があまりみられなかった。
・仕事場が、家から遠すぎた
・上司に仕事上の疑問点、問題点を相談することができない雰囲気だった

【ためらった理由】
・職場の人たちに仕事の仕方に疑問を抱いたままやめていくのは簡単だが、残された御利用者様のためになるのかということ
・やめるにあったって上司からの引き留め
・やめる理由が薄いのではないかという自分への疑問

【転職の決め手】
 介護職というのは入浴介助の時などは店頭などの事故が起きたりして危険が伴う、一人で解除をすることが少なくチームでかいじょをすることが多い。
そんな時、俺一人でやれるからあっちに行っていて、というようなことを言われたりする。
私の介護の技術が足りないのかな、と思うところはあったが、10年近く仕事をやっていてそんなに人に劣るとも思えず、むしろ他のスタッフからは重宝がられることもあったと思われる。
 また違う人で、チームワークを必要とされる場面で、「ちょっと助けて」といえるスタッフは少なかったように思われる。
 原因として、そこの職場では人が小さなミスをしたときにフォローをしてあげる雰囲気がなかったためと思われる。
 例えばゴミ箱にゴミ袋をかけ忘れているというような小さなことでも「やっていなかったよ」と知らせるだけで、やっておいてあげるということはない。
バケツの積み重ね方が違うと指摘はするが、直しておいてやることがなかったりする。
など。
 そうした細かいことの積み重ねが積もって「なんか違くない?」と思うようになり、その職場をやめることとした。




【相談した人】
職場の人には相談できなかった。
まず第一のやめる理由が、職場の人間関係にあったため、相談ができなかった。
家族に相談したところ、真面目に話を聞いてもらえ「やめてもいいんじゃない?」という感じのへんじがもらえた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを二社使った

【何社使ったか】
転職サイト使うことは使ったが、はあまり使わなかったよう記憶する。
ハローワークに出向いて行って、そこで決めた。

【転職サイトのイマイチなところ】
ほしい情報にたどり着くまでに、自分の住んでいるところや性別など個人情報を入れなければならず、抵抗を感じてしまっまた。
 また検索をするとヒット数は多いが、検索条件を入れていくと結局は、同じところの求人情報が何個も出て来てしまい、結果、そんなにいい求人がなかったりした。
 今は写真や動画などサイトも充実しているが、当時はあまり雰囲気を知ることができなかった。
それはハローワークも同じだが。

【転職サイトを使って良かったこと】
ハローワークではものすごくたくさんの求人が出ており、こちらが絞りこむことが大変な具や胃の求人数が用意されていた。
また疑問点はハローワークの職員がこちらの疑問点をまとめて簡潔に相手に伝えてくださったので、転職活動がスムーズにいきました。
また面接が苦手で面接でのポイントを書かれた本も活用した。
手探り状態で読み始めたが、読んでいるうちに不安が少なくなっていったように感じた。
 




【転職先を決めた理由】
・家から近いところ
・給料の良いところ
・勤務時間など相談になってくれるところ




【退職する時の心境】
職場をやめるきっかけと乗った理由が改善されないまま退職することに、ご利用者様に対して後ろめたい気持ちはあった。
しかし退職することに対しては、新しい未来が待っていて、そこには新しい仲間がいると思うとうれしい気もあった。
しかし同じくらいの大きさで、新しい職場での人間関係に対する不安もあった。
人間関係は職場に入ってから数か月たたないとわからないし、自分にも問題があることがあると思うから、解決できているかわからなかったので不安だった。




【転職後の職場形態】
特別養護老人ホーム

【転職後の職場環境】
業務内容は前の職場とあまり変わることはなかったが、寝たきりのご利用者様は前のところより少なかった。
ほとんどが車いすを利用しての介助になった。
施設の規模も変わることはなく施設全体でいえばご利用者様は200名ぐらい職員も50〜100名ぐらいといったところだった。
職員の人は前の職場とは違い、一緒に相談しあえるし、助け合えるという雰囲気があった。
上司にも気さくに相談もでるような環境だった。
また、人のミスに対しては「こうなっていたけど、こうしたほうがいいと思ったから私やっておいたよ」と自ら動いてくれる同僚も多数いた。
そういう雰囲気があった。




【転職後のイマイチなところ】
この時の転職はすごくうまくいったと思える。
この時の職場の人にも感謝している。
悪いところはほとんどなく、まあしいて言えば、とっつきにくい人も中にはいて言いたいことが生ます伝えられないということはあったが、仕事をしていくうえで素晴らしい環境だったといえる。

【転職後の良いところ】
上にも書いた通り、仕事仲間には本当に恵まれて仕事をしていたと思う。
お互いに助け合える職場だったと思う。
仕事についての相談にも上司に相談にのってもらった。
新しい職場は派遣で探したため、勤務時間や休みも相談に乗ってもらえた。




【生活と心境の変化】
 ガラッと変わったことはないが、仕事をするときの考え方は変わったように思える。
苦手な業務もあれば、特異な業務もある。
職場の仲間同士で互いに助け合って仕事を進めることを学んだ。
「ありがとう」「お願い」「ごめんなさい」が気軽に言える環境を自分でも作っていきたいと思えるようになった。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
本当にいろいろうじうじ悩んでいたが、職場は一つではない。
もし自分が頑張っても変わらない環境であるのなら、今の職場にしがみついていないで、ほかの職場を探してみるのも一つの生き方である。
介護職の求人は今はいくつもあるから、いつまでもうじうじ悩んでいないで、新しい環境に身を置きなさい。
新しい職場に目を向けてみて、と言ってあげたい。