【介護福祉士の転職】介護関係で4回転職。人間関係も良いところは一切なし。介護現場の実態は最悪です。

【介護福祉士の転職体験談】介護関係で4回転職。人間関係も良いところは一切なし。介護現場の実態は最悪です。

【性別】男性
【職業・資格】
介護福祉士
【働き始めの年齢】
28歳
【転職時の年齢】
29歳
【転職して何年経ったか】
4年
【その後】
さらに転職し別の職場で介護職として働いている


【男性・介護福祉士】
29歳のときに、
病院・医療機関から、
特別養護老人ホーム
に転職。




【転職前の職場形態】
病院・医療機関
【転職前の職場環境】
◆業務内容:
看護師の補助なのでおむつ交換や食事介助、カテーテルや必要器具の準備など。
人数、人柄、職員:10人ほど。
みな明るく楽しいひとたちでした。
陰口が日常茶飯事だったり、冗談ばかり言って場を和ます人などいろいろな人たちがいました。
◆患者:
自分の職場では病棟ごとで40人ほどの方がおられました。
寝たきりの方が多く、日々代り映えしません。
ご飯を食べる方も10人ほどおられ、その方たちはそれぞれ個性があり、例えば全体の朝食時、自分の起きたくない時間に起きなくてはいけないときに感謝を日々伝えてくださる方もいればするとすごく怒ったりする方もいました。
◆給料:
手取りで14〜15万ほどでした。
(夜勤手当あり)
◆休み:
週休二日です。




【転職の理由】
一部の人によるパワハラ+低賃金。
仲の良かった同僚と理由も不明なまま喧嘩状態になり、仕事でもきつく当たられはじめたため。

【ためらった理由】
職場の人数不足による罪悪感と、転職後の人間関係で不安があり、長くためらいました。

【転職の決め手】
パワハラの人との関係修復をしてみたが、取り付くしまもなく話し合いができなかったため。
もともとよく話をする方だったので関係修復ができないとつらかったのもあります。
周りは楽しいことがあればいいという雰囲気が強かったのもあり、表面上はほぼそのことに触れませんでしたが、一部のひとはおかいしとおもってくださり一緒に意思表示だけですがその方に示してくれたことはあります。
パワハラしていた方がもともと口達者なこともあり、また仕事熱心で周りの人が気づけないことも気づける方なので、そこの現場では影のボスみたいな存在でした。
そういう経緯もあり、私としましては自分の器量で解決できる問題ではないということが強く印象深かったです。




【相談した人】
同僚の年上男性。
他から転職された方で、40歳くらいの仕事経験豊富な方でした。
他で介護現場の責任者もされていましたので相談しました。
パワハラで辞めたいと伝えると「放っておけばいいわえ」と言われました。
簡単な言葉でしたが、その時の状況では重みを感じました。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを一社使った

【何社使ったか】
カイゴWORKERというところを利用しました。

【転職サイトのイマイチなところ】
現場の実態を詳しく知らない。
私の住んでいる地域では割とブラックとして名のしれた就職先をことごとく紹介されました。
一体どこから情報を得てどうして紹介できるのか気がしれませんでしたが、
人が集まらない介護関係の企業からお金をもらっている以上そういうところしか紹介できないのかなと
強くおもいました。
もう利用したくないです。

【転職サイトを使って良かったこと】
面接前の履歴書の添削をしてくれたり、面接時の注意すべき細かい点を教えてくれたり、
面接時には同行してくださり、一緒に面接の現場で自身の足りないところ、アピールポイントをフォローしてくれたりしました。
私自身、人とうまくしゃべるのは得意ではなくなおかつ面接という緊張する場面での会話だったので、
味方がいるというのはとても心強かったです。




【転職先を決めた理由】
転職先の施設長が仕事熱心なところと給料条件が前のところよりよかった。




【退職する時の心境】
心が晴れやかになりました。
完全にではないですが、軽くなった気がしました。
最後の日には送別会を開いてくださり、仲が悪かった人は来てなかったので、そういうことなんだなと思いました。
仲の良かった人は楽しく時間を過ごしてくれました。
患者の方にも何名かお別れを言いましたが、「今までありがとう」と皆伝えてくれました。




【転職後の職場形態】
特別養護老人ホーム

【転職後の職場環境】
早出2種類、日勤3種類 遅出 準夜勤 夜勤で業務内容はほぼ変わらず、おむつ交換や食事介助等。
人数は10名前後パートの方も多かったです。
仕事熱心な職員が多いです。
利用者は30名前後で給料は手取り17万程。
休みは週休2日ですが、夜勤の関係上夜勤明けが休みカウントされるので完全な休みは実質4日ほどです。




【転職後のイマイチなところ】
同僚は相談しやすく話しやすい方が多いです。
仕事量がとにかく多い。
30分以内の残業は実質無料奉仕。
1時間ほど早く仕事にこなければならないことがある。
ベテランは2時間。
夜勤体系による休日の少なさ完全な休みは月4日(夜勤明けが休みカウントされるため)

【転職後の良いところ】
給料面のUPや夜勤時間の短さ(実働8時間)がよかったです。
施設長は仕事熱心で厳しい方ですが現場を知らないのか聞き流しているのかわかりませんがよく知らないので現状が伝わりにくいです。
利用者の方は難しい方が多く、日々介護の状況で困ることが多いです。
(例)
自信で車いすから床へおりて床を這われる。
突然スイッチが入り、怒り出すかた。
自分の便を手で触ろうとする方。
認知のため、状況がわからず職員がいないところへ自力で車いすを駆動され行かれる方。
など。




【生活と心境の変化】
最初は新人ということもあり勤務はラクで周りの連携もしっかりしていたので、ここは長く働けるかもしれないと少し安易に思っていましたが、一人としてカウントされ始めると、仕事内容の過密さ、休みのなさによる疲労の蓄積で日々疲れ切っています。




【ズバリ!】
転職するべきではなかった。



【転職前の自分へアドバイス】
よく考えて行動しよう。
転職エージェントはなるべく使わず転職してきた方の情報を最上のものとして、利用しよう。
体つくりも大切なので休みのしっかりしたところをきちんと選んでほしい。
少なくとも、仕事ができたらいいという考えは捨ててほしい。
あと若い時にもっとスキルを磨いて介護という肉体労動で生計を立てようとする甘い考えは捨ててほしい。