【介護福祉士の転職】紆余曲折、波瀾万丈の介護人生。自分の理想の介護人生に出会うまでの漂流記

【介護福祉士の転職体験談】紆余曲折、波瀾万丈の介護人生。自分の理想の介護人生に出会うまでの漂流記

【性別】女性
【職業・資格】
介護福祉士
【働き始めの年齢】
20歳
【転職時の年齢】
23歳
【転職して何年経ったか】
1年
【その後】
さらに転職し別の職場で介護職として働いている


【女性・介護福祉士】
23歳のときに、
特別養護老人ホームから、
介護老人保健施設
に転職。




【転職前の職場形態】
特別養護老人ホーム
【転職前の職場環境】
通常の食事、排泄、入浴の介護業務をしました。
ユニット型の施設ということもあり、各ユニット5名ずつはいました。
人員も結構足りているイメージでした。
また家庭的な雰囲気を大切にしているところでした。
職員さんの様子はベテラン職員から、厳しい職員、お母さんのように優しい職員など様々な感じでした。
ご利用者さんの定員29名で、常に満床で、穏やかな感じでした。
給料はそこそこな感じで、ボーナスは3ヶ月分でした。
休みも比較的取りやすい環境ではありました。




【転職の理由】
[職場の人間関係][スキルアップ][一人暮らしがしたかった]

【ためらった理由】
[仲のいい先輩がいたから][もう少し頑張れる気がした][給料がそこそこいい]

【転職の決め手】
当時の夏の時期ということもあり、夏祭りがありました。
その夏祭りの委員長に抜擢されて日々取り組んでいましたが、退職の相談をした職員さんが先に直属の上司にその旨話してしまい、上司と険悪なムードになってしまいました。
その上司だけならまだしも、自分の中で一番苦手としていた新卒時代の直属の上司でとても苦手な職員さんから毎日嫌味を言われるようになった事です。
大きな行事である夏祭りは色んな人の手を借りて、協力していかなければ正直厳しいです。
日々嫌味を言われながら、協力も中々得られない状態での「次にしないといけない工程は?」「これじゃ誰もついていけないよ」など言われた時に「こんなに簡単に壊れてしまう人間関係の場所は自分の居場所じゃない。
早く辞めてやる。」
と強く思いました。




【相談した人】
はじめは両親に相談しました。
スキルアップの為に違う地域で一人暮らしもしつつ、自分の力でどれくらい頑張れるか挑戦したい旨伝えました。
はじめは「まだ早い」と言われましたが、3回目で了承もらえました。
職場の同僚にも相談はして、「まだ若いんだし、今がタイミング」と言われ喜ばれました。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
インターネットやハローワークで検索しました。

【転職時に困ったこと】
インターネットで検索して見学などのアポを電話で取って、採用担当の方とやりとりをしましたが、全てが初めてということもあり、手順などに困りました。
見学に行きましたが、いまいち自分の中でどこを重要視したらよいのか戸惑いました。
また、新しい地域で働くということもあり、どの企業が自分に向いているのかを把握出来ずにいました。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
転職に関して、全て自力で探したということもあり、これといってお世話になった人はいないです。
個人的にあまり人に頼りたくないという思いがあった為、そう思いました。
転職の期間はどうしたらよいのか分からないこともあり、インターネットに自分の現在の状況に重なる記事を見漁っていました。
自分に合った探し方ができた時は嬉しかったです。




【転職先を決めた理由】
[場所][給料][通勤時間が短くなること]




【退職する時の心境】
最後の最後で人間関係でもたついてしまったのは心残りでした。
ですが、その中でも仲の良い先輩やよくご飯に行かせてもらってた人にはその中でも優しくしていただいたのには感謝でした。
ご利用者さんも最後の日に泣いてお見送りしてくださったのは今でも覚えてます。
また、上司に伝える順番も行けなかったと自分の中では反省してます。




【転職後の職場形態】
介護老人保健施設

【転職後の職場環境】
通常の介護業務、ユニット型の施設ではありましたが、人の出入りが多く、常に人手不足のような感じでした。
とても閉鎖的な雰囲気の職場で残業が多かったです。
全体で100人のご利用者さんを預かり、入退所が多い感じでした。
休みも取りずらい感じでした。




【転職後のイマイチなところ】
人間関係でとても仲のいい職員さんもいましたが、中には意見の合わない職員さんもいました。
関わりが難しい感じでした。
家庭的な雰囲気を謳っている職場でしたが、とても閉鎖的で牢屋のような澱んだ雰囲気が漂ってました。

【転職後の良いところ】
気の合う職員さんがいればとことん仲が良かったです。
また老人保健施設ということもあり、看護師さんより介護以外の看護の知識について学べ自分の身になった事です。
それなりに行事など職員がやりたい、挑戦したいことを汲み取って実践できる場所だと思いました。
また、一緒に働く職員さんもそういった意味で協力的で仕事以外にもご飯に行きながら次のレクリエーションやイベントの話し合いをよくしてました。
ご利用者さんも難しい方もいらっしゃいましたが、楽しく過ごしていただいてました。




【生活と心境の変化】
前職で大きな役割をいただいたということもあり、何かをする時に自分の自信へと繋がっていて、しっかりと自分の思いを伝えて働けるようになっていました。
付き合う人もみんなと協力性のある、誠実でしっかりとした職員と関わるようになりました。




【ズバリ!】
転職しなくても良かった。



【転職前の自分へアドバイス】
その職場も辞めて実際にまた他の職場で働いており、青い鳥症候群のようになっています。
まず今言える事は、後悔ばかりの働き方になっていることが現状の為、少しでも嫌になった事や気になった事があっただけでの転職は辞めてと言いたいです。
色んなことに自信がついて発言する力がついてきても結局つらいことから逃げては本末転倒です。
もし転職すると決めて、意思が曲がるようであれば、そこに留まるのも自分の成長だと伝えたいです。