【介護福祉士の転職】介護職が介護職に転職したら、隣の芝がよく見えてただけだった話。

【介護福祉士の転職体験談】介護職が介護職に転職したら、隣の芝がよく見えてただけだった話。

【性別】女性
【職業・資格】
介護福祉士
【働き始めの年齢】
18歳
【転職時の年齢】
24歳
【転職して何年経ったか】
4年
【その後】
さらに転職し別の職場で介護職として働いている


【女性・介護福祉士】
24歳のときに、
介護付き有料老人ホームから、
病院・医療機関
に転職。




【転職前の職場形態】
介護付き有料老人ホーム
【転職前の職場環境】
休みは不定休、休日出勤や残業などはなし。
給料は総じて低い。
人間関係は最低限良いとは思えるが、一般の社会では働いていけないようなスタッフが数多く存在するのも事実。
また、入居される利用者も。
病気云々をぬきにして、性格が悪い人が多かった。
実際に、キーパーソンである実の家族から死んだ時以外の連絡は不要、延命は1つも望んでいないなど。
そうゆう家族も多かったです。




【転職の理由】
利用者の性格が悪すぎる
人間的な闇の部分が多かった
給料が低い

【ためらった理由】
転職するのはむずかしいから
働いている環境が変わることが自分にとって難しい
新しく何かをするのは億劫だった

【転職の決め手】
こんなに低い給料で、こんなことをさせられるのはおかしいと思った。
介護職は奴隷でもないし、使用人でもない。
それなのに、そうだと勘違いした利用者がナースコール連打。
態度が悪いとクレーム。
してもないことをしたといいはる。
働いているので最低限の接遇は守るが、奴隷みたく働らかされている自分が嫌になった。
これで高い賃金であれば、我慢して自分の感情を押し殺して働くのもアリかと思うが。
そこまでするほどの賃金はもらっていない。
また、家族から早く死んでほしいと言われるほど性格が悪いようなお年寄りが多かったので、途中から私自身もこの人は何が楽しくて生きてるんだ?と疑問に感じた。
そうゆうことを考えてしまう自分が嫌になった。




【相談した人】
転職するのは良いことではないため相談はしなかった。
相談をしたところで、実際辞めるか続けるかを決めるのは自分だと思うからあえて相談は行わなかった。
人数不足が常なため、職場にもあえて早めから言う事はしなかった。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを一社使った

【何社使ったか】
リクルート、ハローワークなど。
インターネットも活用した。

【転職サイトのイマイチなところ】
反応が遅いのと、自分の希望するタイミングでの転職活動が困難だった。
まったくもって、興味のない転職先を勧められたり、日中おかまいなしに電話がかかってくるのは少し億劫に感じた。
あと、転職サイトに登録されている企業数は少ないため 自分の行きたい場所がサイトに登録されてなかったりとそこらへんがイマイチだと感じた。

【転職サイトを使って良かったこと】
仲介の人が、企業とのやりとりをしてくれるためそこはありがたかった。
後、メールでのやりとりの態度がとても丁寧。
有料ではないにも関わらず、何故ここまで丁寧なんだろう?と少し怪しんでしまったが、転職サイト使用して転職成功させることですくなからず転職サイト側にも利点があるんだろうなとふと思った。
転職サイトだけでなく、ハローワークなどでも実際の求人募集を参考にしていた。




【転職先を決めた理由】
給料 多少よかったため
場所 通えそうな場所だったため
職種




【退職する時の心境】
めちゃくちゃすっきりした。
少しさみしい部分もあったが地獄から抜け出した時の心境。
転職回数が多くなるにつれて、悪いと言われがちだが。
いつ死ぬかもわからない人生のなかで、たいした賃金ももらえず我慢ばっかりの人生を歩むより断然まし。
たとえば人間関係や環境がすごくいいとか、賃金がめちゃくちゃいいとか。
何か1つでもマシと思えることがないかぎり、我慢しながら働く事は人生の無駄




【転職後の職場形態】
病院・医療機関

【転職後の職場環境】
人数不足が限界をこえている。
環境的には前よりも最悪だった。
転職しても、新人に何かを説明できる人材がもはや余っていない。
介護の仕事を続けるのが限界だと感じている。
給料は最低限、ボーナスが少し多いくらい。
休みもあるが有給の使用は不可。
有給の法改正があったため最低限5日のみ使用可能。
また、リフレッシュ休暇がある!といってなかったり、求人要項と実際の業務内容で異なっている部分が多い




【転職後のイマイチなところ】
人間関係、もとい上司の態度が軒並み秀でて悪いのにはびっくりした。
部下は困らせてナンボ、自分達はいかにして楽をしようかばかり考えている。
が、本部には全く違う報告をしている。
こんな上司が上にいる限り、自分の評価は一切あがらないんだろうなと転職1ヶ月くらいで悟っている。
どこの職種もなんだかんだ悪いなと思うがここはブラック認定で良いと思う。
タイムカードも押すが、その通りに給料発生はしない。
タイムカードの時間は、上司がアプリで修正可能。

【転職後の良いところ】
ボーナスが少しよいくらい。
人材不足、入居者の高齢化、施設の形態上、介護必要でも出来ない部分が多い(そもそも要介護者の入居する施設でらないため)実際に入居されている方の多くが勘違いされており、看取りまで手厚い介護を受けれると思っているようだが、実際は介護が必要であれば別途介護サービスの契約が必要になってくるためそこらへんは気持ちは楽。
施設であれば、全てこちらが対応になるか。
今働いている場所は根本的には自立された方向けの場所であるため大いに楽な気持ちで働けれる




【生活と心境の変化】
特に変わりなし。
ただ、職種的にも人が死んでも悲しいとは思わなくなった。
好きな人であれば悲しむが、嫌いな人が死んだり入院したりすると素直に喜んでいる。
また、利用者が利用者にあった施設に移転すると聞くと、嬉しいと同時に安心する。
悪いけれど、ここにいても幸せにはなれない。
それを家族が理解していないし、空室をどうとしてでもうめたい上司達はわざわざ説明したりはしないため そのギャップに苦しまされるのは結局利用者だと思う。
スタッフ同様、誰も幸せになれずにいるような場所があるのにいまでも驚く。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
転職回数が増えること気にするよりかは、嫌だと思ったらすぐに転職する気持ちでも意外と簡単に物事は進む。
同業種は常に人手不足なため、まず不採用になんてならない。
ちゃんとした企業に転職するには難しいかもしれないが、我慢しながら低賃金で働くくらいならどこで働いても同じ。
迷ってるなら迷わずいけ。
人生以外とどうにでもなる。