【実務者研修の転職】人間関係はつきものだけど、無理をしてまで、自分の心を壊してまで働き続ける必要はないです。

【実務者研修の転職体験談】人間関係はつきものだけど、無理をしてまで、自分の心を壊してまで働き続ける必要はないです。

【性別】女性
【職業・資格】
実務者研修(旧ヘルパー1級)
【働き始めの年齢】
22歳
【転職時の年齢】
30歳
【転職して何年経ったか】
5年
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性・実務者研修】
30歳のときに、
デイサービスセンター(通所介護)から、
デイケア(通所リハビリテーション)
に転職。




【転職前の職場形態】
デイサービスセンター(通所介護)
【転職前の職場環境】
デイサービスでの日中の介護を行っていました。
朝夕、利用者様宅へ送迎し、施設利用中は入浴介助やトイレ介助、オムツ交換、食事の用意、食事前の体操、歯磨き介助、お昼寝の介助、おやつの介助が主な仕事です。
介護士は全員で10名、年配の女性が多く、おばちゃん的存在が主でした。
利用者は各曜日平均20名前後で要介護者から要支援者まで幅広です。
給料は手取18万前後、週休2日シフトで働いていました。




【転職の理由】
・サービス残業が多かった。
・給料が少なかった。
・意地悪な職員がいた。

【ためらった理由】
・人手不足。
・次の求人が見つかるまで辞められなかった。
・利用者から辞めないでと言われていた。

【転職の決め手】
私が、利用者の入浴介助で仕事をしていると、意地悪な職員が、わざと、重度介助の利用者の入浴介助を私一人でするように言ってきました。
その、重度介助の利用者は必ず二人介助で入浴を行わないといけないと、施設内でも決まっていたことでした。
しかし、「今日は人手が足りないからお願い。」と言い放ち、その意地悪な職員は他の職員とずっとフロアでおしゃべりをしていました。
たまたま、その日は所長が休暇で不在だったため、その日のうちに相談することもできず、しかし、人ではそれほど足りないというわけでもありませんでした。
おしゃべりしているくらいなら手伝って欲しいと、声をかけたところ、「私はあなたに頼んだことなのだから、責任もってやりなさいよ。」と強い口調で言い放たれてしまい、周りもその意地悪な職員には反発できず、見て見ぬふりをしました。
とても切なく、やりきれない気持ちでした。




【相談した人】
家族と主人に職場で意地悪な職員がいて、働きづらいと相談しました。
すると、嫌な思いをしながら働くのは良くないと言われ、そんな気持ちで働くのも仕事に身が入らないと、背中を押してくれました。
転職を快く進めてくれました。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
転職サイトを使わず、友人や知人に情報を聞きました。

【転職時に困ったこと】
転職サイトを使わずに困ったことは、聞いていた情報と少し違っていたことです。
しかし、知人の紹介であり、知人の顔を汚してしまうのもいけないので、聞いていた内容と違っていても飲み込むしかなかったことです。
疑問に思ってもなかなか強く言うことができない性格のため、また、その場では何とも思わなくとも、思い出してみると疑問に思った事がいくつかあり、言えませんでした。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
転職でお世話になったのは、知人で、知人の職場に紹介して頂きました。
知人ということもあり、面接から採用までがとてもスムーズでそこは話もはやく、また早くから働かせてもらえたため嬉しかったです。
知人ができる職員だったこともあり、知人からの紹介ということで、一目も置いてもらえ、丁寧対応で接して頂くことができました。




【転職先を決めた理由】
・知人が頼りになる存在だったから
・地域からの評判が良い施設だったから。
・自宅から近かったから。




【退職する時の心境】
退職を決めてからは、前向きになり、利用者から涙ながらに惜しまれましたが、晴れやかな気持ちで去る事ができました。
また、意地悪をしていた職員からは、最後まで捨てセリフを吐かれていましたが、今後、もう関わる事がないと思えば、今だけ我慢すればいいやとあと何日とカウントダウンを行うことで耐える事ができました。




【転職後の職場形態】
デイケア(通所リハビリテーション)

【転職後の職場環境】
基本的にはデイサービスと変わらないのですが、半日型のデイケアのため、回転率が速く、送迎が主な仕事となりました。
送迎し、リハビリを受ける利用者の手伝いをし、水分補給を促し、トイレ介助をし、また送迎介助をします。




【転職後のイマイチなところ】
サービス残業が多く、一日の利用者も多い為、日中の仕事が終わってから、自分の任せられた仕事を行うため、ほとんど毎日サービス残業扱いとしてただ働きをしています。
誰もなにも言わないので、常習化している点が悪いと思います。

【転職後の良いところ】
仕事の職員関係はみんな仲が良く、プライベートでも仲が良いため、相談や、シフトの交代等頼みやすい環境でとてもありがたいです。
休みは土日祝日完全休み、お盆、正月も休暇のため、休みはしっかりととれ、家庭と仕事の両立がとれるようになり、ありがたいと思います。
入浴介助がないため、そこまで重度の方も利用しないため、全体的な利用者の介護量も多くなく、自分の身体面での疲労や負担がないため持病の腰痛も悪化することなく過ごせています。




【生活と心境の変化】
自分の時間をゆっくりと持てるようになり、また、身体面でも腰痛等の発症もなく過ごせるようになりました。
気持ちも以前より落ち着き、物事に対してイラつきも少なくなりました。
ゆとりをもって、利用者にも接することができるようになりました。




【ズバリ!】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
気持ちを張り詰めて、嫌なことも嫌と言えずに、上司や先輩に盾突くことなく、何でも受け入れてきました。
その結果、気持ちの面でも辛く、何もないのに涙が出てしまう時もあり、情緒不安定な状態で過ごしていました。
思い悩むくらいなら、一歩踏み出して嫌なことから遠ざかってもいいと思います。
自分の心が壊れてしまう前に踏み出した方が良いです。