【介護福祉士の転職】介護の仕事が嫌で辞めたのに、結局戻るところは介護職。

【介護福祉士の転職体験談】介護の仕事が嫌で辞めたのに、結局戻るところは介護職。

【性別】女性
【職業・資格】
介護福祉士
【働き始めの年齢】
21歳
【転職時の年齢】
3年 24歳
【転職して何年経ったか】
10年
【その後】
さらに転職し別の職場で介護職として働いている


【女性・介護福祉士】
24歳のときに、
特別養護老人ホームから、
特別養護老人ホーム
に転職。




【転職前の職場形態】
特別養護老人ホーム
【転職前の職場環境】
7階建ての福祉エリアと謳っている大手社会福祉法人で働いてましたが。
高級感あるホテルのような施設で、一見華やかな世界のように見えました。
福利厚生や給料などしっかりとしていました。
若い職員が多く、中堅がいませんでした。




【転職の理由】
残業が毎日2時間以上あったから
人手不足
住宅手当が少ない

【ためらった理由】
人間関係自体は良かった
残業はあるものの残業手当は全額もらえてた
良いポジションだった

【転職の決め手】
真面目に毎日出勤し、残業もすべてこなしていたけれど、中には残業代が全部つくことを逆手に取りズルをしている同僚がいたことです。
ダラダラと働き故意に残業代をもらっていたことに腹が立ちました。
また、若手ばかりの職員ゆえに、まともな指導を受けていなかったです。
ズルをする職員に注意をする立場の職員がいませんでした。
経費削減といい、日中利用者の生活フロアの電気を真っ暗に消していました。
電気をつけていると理事長などの上の職員に叱咤されました。
なのに、福祉エリアというだけで、各地から見学者が来る時だけ、電気を全開にしたり見てくればかり気にする会社にものすごくうんざりしてしまい。
退職を決意しました。
周りも辞めていったので、とくに驚かれることはありませんでした。
後から考えればそれ以外の人間関係は良かったので、少しばかり退職したことを後悔しました。




【相談した人】
まず、一人暮らしをしていたので、実家の母親に相談しました。
介護業界は就職口には困らないから、帰ってきたければ帰ってくればいいと言ってくれました。
やめていく同僚ばかりだったので、同僚にはあえて相談はしませんでした。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
転職サイトは使用しませんでした。
ドーモの求人誌を利用しました。

【転職時に困ったこと】
当時転職エージェントというものが無かった時代です。
オープニングスタッフ募集で転職しました。
オープニングスタッフは大量募集することは知っていたので、正直、採用されるかされないかの不安はありませんでした。
開設期間が予定日より遅くなってしまったことが少し困りましたが、転職活動自体には全く困りませんでした。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
ビジネス文書の本を購入し、退職届の書き方からはじめ、退職後の保険関係の知識や転職先への履歴書の書き方などを調べました。
退職から転職まで空白の期間が半年ほどありましたが、市の社会福祉協議会に相談をし、短期間ではありますが市のデイサービスセンターで短期のアルバイトをしました。
大変お世話になったと記憶しています。




【転職先を決めた理由】
オープニングスタッフで大量募集をしていたので。




【退職する時の心境】
毎年大人数が退職し、入れ替わりが激しい施設でしたので退職することに感覚がマヒしていました。
正直とても寂しかったです。
一人暮らしも大変になってきていたので、長くは入れない職場だとは思っていましたが、我慢できなかったのか?と今でも思うことがあります。
混乱和避けるため、利用者には退職を伏せていましたが退職後も年に1.2回会いに行っていました。




【転職後の職場形態】
特別養護老人ホーム

【転職後の職場環境】
ユニット型の特別養護老人ホームでした。
介護福祉士の資格が無いと正社員にはなれない職場でしたので、経験者や資格保持者ばかりでした。
若手や新人が少なかったです。
給料は公務員ベースでした。
休みも平均的だったと思います。




【転職後のイマイチなところ】
経験者が多くベテランが多い為、常に職員同士が張り合っていました。
ユニット型が悪く出ていて他のユニットのことは無関心で協力しない職員が大勢いました。
利用者も他の施設では断られるような問題行動が多い方が多かったです。

【転職後の良いところ】
経験者が多い施設だったので、介護技術を始め一般常識など、教えてもらうことが多かったです。
実家から通えることもあり、家賃がないため貯金もできました。
県民共済が運営する施設だけあり、給料が公務員ベースでしっかりしていて、ボーナスもそれなりにもらえました。
夜勤明けはどうしても残業がありましたが、それ以外は残業があまりなくプライベートが充実できました。
難しいパターンの方が多かったので、かなり勉強になったと思います。




【生活と心境の変化】
同世代の同期というものは新卒で働いた施設でしか出会えませんでした。
色々な施設のやり方を知ることは勉強になると思う反面、前の施設にやり方が通用しないことも痛感しました。
実家から通えたので心の余裕がありました。




【ズバリ!】
転職しなくても良かった。



【転職前の自分へアドバイス】
一般企業では若いときや勢いがないと転職はできないですが、介護は無くならない仕事なので、いつでも辞めれていつでも転職ができます。
なので逆を言えば若気の至りで退職せず、頑張れるところまでは頑張ってみると良いと思います。
人間関係が嫌で辞めても、転職先の人間関係が今よりも悪い可能性も多いと思います。
慎重に。